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パラグアイ産オーガニックマテ茶の魅力を一人でも多くの人に伝えたい。そして日本中にマテ茶を広めたい。そう、私はマテ茶の伝道師です。
マテ茶火入れ
マテ茶は、もちの木科の灌木(4~5メートルまで成長)の葉や小枝でつくられる機能性飲料です。「茶」とついていますが、紅茶、ウーロン茶、日本茶などツバキ科の茶葉とは似て非なるものです。輸入手続きでは「ハーブティー」に分類されます。ちなみに、紅茶、日本茶、ウーロン茶の違いは大ざっぱにいうと製法の違いだけです。すなわち、発酵茶(紅茶)、不発酵茶(日本茶)、半発酵茶(ウーロン茶)というわけです。

マテ茶の木は学名を「Ilex paraguariensis(イレクス・パラグアリエンシス)」といいます。この名前からもわかるようにパラグアイあたりが原産で、今でもパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンに囲まれるイグアスの滝周辺でしか栽培されていません。どうしてか? その理由は後日、説明します(じらして、ごめんなさい)。

さて、マテ茶はどう作られるか、簡単に説明しましょう。製造方法は日本茶と同じで不発酵です。まず、摘み取った葉や茎に火入れをします。ここで葉に含まれている酸化酵素を不活性化させるのです。その後、熱風で乾燥させ、適度な大きさに破砕したら半年~2年間ほど熟成(この期間が長いほど味や風味は強くなる)させます。その後、製品として出荷、という流れになっています。

フェデリコ・マテの農園では、10年以上前から完全オーガニックでマテ茶を栽培、製造しています。上の写真は火入れの窯ですが、重油などの化石燃料に頼らずすべて薪を使用しています。こんなこだわりも、マテ茶のNO1ブランドといわれる所以です。

さあ、オーガニック・フェスタまであと3日。

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