健康志向やマクロビオテックの影響もあって、玄米や麦のご飯を食べる人が増えています。雑穀米をメニューに入れている料理店も人気です。雑穀は米と比べて食物繊維、タンパク質、ビタミンを多く含んでいるから体にいい。これは、もはや常識になっていると言ってもいいでしょう。でも40年ほど前は違っていました。
僕が通っていた中学校、高校は給食ではなく弁当でした。冷凍食品もないし、食材もそれほど多くはなかったから、カラフルな弁当を持ってくる人はほとんどいませんでした。基本はノリ弁で、玉子焼きや豚の生姜焼き、きんぴらといったおかずが主流。まあ僕の弁当もそんな感じでした。ただ違っていたのは、麦ごはんだったこと。
「お前の弁当、まずそうだな」「こいつ、白くないご飯を食べてる」などとからかわれたものです。また、明治生まれのばあさんと暮らしていたから、おかしなものが弁当に入っていることもよくありました。たとえば、イナゴの佃煮。これを見たクラスメートのなかには「ぎゃ、こいつの弁当には虫が入ってる!」と大騒ぎするのもいました。
そんな時、僕はいつもこう反論しました。「麦ごはんは体にいいんだよ。イナゴは、昔から田舎では貴重な栄養源だったんだ」
我ながら立派だったと思います。もしそんなことでいじけていたら、いじめにあっていたかもしれません。まあ、どこまでわかってもらえたかどうかはわかりませんが、6年間、僕は麦ごはんの弁当で通しました。あと、これは本当のことですが、母が作る弁当が僕は大好きだったのです。そのおかげもあって、この年になるまで、病気らしい病気をしたことがないのです。その意味でも、麦ごはんの弁当には感謝しています。
三つ子の魂百まで、といいますが、今「体にすごくいいんですよ」と言いながらマテ茶を販売しているのも、けっして偶然ではないようにも思うのです。
ちなみに、1年間の浪人生の時も、予備校にお弁当を持って行ってました。そして、イナゴの佃煮は、今でも好物の一つです。
僕が通っていた中学校、高校は給食ではなく弁当でした。冷凍食品もないし、食材もそれほど多くはなかったから、カラフルな弁当を持ってくる人はほとんどいませんでした。基本はノリ弁で、玉子焼きや豚の生姜焼き、きんぴらといったおかずが主流。まあ僕の弁当もそんな感じでした。ただ違っていたのは、麦ごはんだったこと。
「お前の弁当、まずそうだな」「こいつ、白くないご飯を食べてる」などとからかわれたものです。また、明治生まれのばあさんと暮らしていたから、おかしなものが弁当に入っていることもよくありました。たとえば、イナゴの佃煮。これを見たクラスメートのなかには「ぎゃ、こいつの弁当には虫が入ってる!」と大騒ぎするのもいました。
そんな時、僕はいつもこう反論しました。「麦ごはんは体にいいんだよ。イナゴは、昔から田舎では貴重な栄養源だったんだ」
我ながら立派だったと思います。もしそんなことでいじけていたら、いじめにあっていたかもしれません。まあ、どこまでわかってもらえたかどうかはわかりませんが、6年間、僕は麦ごはんの弁当で通しました。あと、これは本当のことですが、母が作る弁当が僕は大好きだったのです。そのおかげもあって、この年になるまで、病気らしい病気をしたことがないのです。その意味でも、麦ごはんの弁当には感謝しています。
三つ子の魂百まで、といいますが、今「体にすごくいいんですよ」と言いながらマテ茶を販売しているのも、けっして偶然ではないようにも思うのです。
ちなみに、1年間の浪人生の時も、予備校にお弁当を持って行ってました。そして、イナゴの佃煮は、今でも好物の一つです。
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