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パラグアイ産オーガニックマテ茶の魅力を一人でも多くの人に伝えたい。そして日本中にマテ茶を広めたい。そう、私はマテ茶の伝道師です。
ここのところ毎朝、「ゲゲゲの女房」を楽しみにしている方も多いでしょう。かく言う僕もその一人です。水木しげる先生には何度かお会いしたことがあります。最初は「妖怪はいるのか?」というとてもベタな取材でお会いしました。調布の仕事場でお会いした水木先生の迫力たるや、とにかくすごかったです。また、登場人物のモデルになった編集者が、実は僕の師匠だったりして、昔をふと思い出しているわけです。

そんなこともあって、これから数回にわたり、自分史のようなものを書いていこうと思いました。「自分史」についてはまた別の思い入れがありますが、それはいづれまた。

さて、僕が生まれたのは埼玉県川口市です。映画「キューポラのある町」の舞台にもなった鋳物工場が林立していた町。ばい煙と赤茶けた土が舞い、機械油の匂いにむせる場所が、僕の原風景です。なぜか、伝書鳩を飼うのが流行っていた貧しく汚い、でも希望はあった昭和30年代に少年期を過ごしました。「ゲゲゲの女房」の時代とまさに同じ。そんなこともあって、このテレビドラマにシンパシーを抱いてしまうのかもしれません。

あの頃、夕日を浴びてオレンジ色に染まった川口陸橋の下で、吉永小百合と浜田光男のラブシーンを遠くから眺めていた鼻たれ小僧が、どうしてマテ茶の伝道師になっていくか、これからゆっくりと書いていきます。よろしく。
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