
ワールドカップの影響で、これまでほとんど注目されていなかったパラグアイにスポットライトが当たりました。これこそ千載一遇のチャンス。パラグアイ産のフェデリコ・マテを売り込むチャンス到来であります。
さてさて「飲むサラダ」と称されるマテ茶は、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル3国が国境を接する世界三大瀑布の一つのイグアスの滝を中心とした半径500kmの地帯で生産されています。だいたい北海道の3倍ほどの面積になります。
意外に狭いと思われる方も多いでしょう。そこにはマテ茶ならではの秘密が隠されているのです。
マテ茶はもちの木科の低木、学名Ilex paraguariensis(イレクス・パラグアイエンシス)の葉や茎から作られます。日本茶、紅茶、ウーロン茶などの茶の木とはまったくの別物なんですね。そして学名からもわかるように、パラグアイが原産地なのです。
このマテの木が栽培されている地域は、火山溶岩流が風化してできた赤土(テラロッサ)に覆われています。この赤土に含まれている豊富な鉄分やカルシウムがマテの木の成育に影響を与え、ミネラルやビタミンを豊富に含んだマテ茶を作り上げていくというわけです。
つまりこの赤土がなくては、マテ茶は「飲むサラダ」にならないのです。まさに「大地の恵み」そのものと言ってもいい奇跡のハーブティーなのです。
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