フェデリコ・マテのふるさとパラグアイのミニ情報をお届けしよう。パラグアイは南アメリカの中央に位置する面積約40万平方キロメートルの国です。日本の1,1倍の大きさといったほうがイメージしやすいでしょうか。 パラグアイの人々は、先住民のグアラニ族とスペイン系白人との混血がほとんどです。そのため、植民地支配を受けたときに持ち込まれたスペイン語と、先住民族のグアラニー語の2つの言葉が公用語になっています。言葉だけでなく、文化、習慣、食事などに多くの先住民族の影響が色濃く残っています。冷水でマテ茶を飲むテレレというパラグアイ人が好む飲み方も、グアラニ族の習慣から来ているそうです。
ところで、パラグアイの国旗って知っていますか?よほどのマニアでなければ、わからないでしょう。答えを言ってしまえば、赤・白・青のごく普通の3色旗で、真ん中に丸い紋章が描かれています。特に感想もない国旗なのですが、実はこの旗には秘密が隠されているのです。なにしろ世界で一つだけというユニークな国旗なんですね。 すなわち、表と裏のデザインが異なる国旗なのです。表には独立記念日の5月の星が、裏には国章のライオンの紋章が刻まれているのです。おもしろいでしょう。さあ、これでアナタもパラグアイのことを忘れられなくなるはず。
と、ここまで書いたところで、テレビをつけたら「秘密のケンミンSHOW」で、「北海道民は焼酎の番茶割りが大好き」というカミングアウトをちょうどやっているところでした。なんでも、北海道で焼酎が飲まれるようになった昭和50年頃は、芋や麦などの風味ある焼酎はほとんどなく、いわゆる焼酎甲類が主流だった。で、その焼酎を飲みやすくするために、普段からよく飲んでいた番茶で割ったのが始まりなんだとか。 そんな説明を聞きながら、画面に見入ってしまいました。というのも、番茶割りというのに番茶の色じゃないのです。。緑色じゃなくて、どう見ても茶色。なぜ? なんと、北海道民が「番茶」といっているのは「ほうじ茶」なんだとか。すごい誤解。でも、北海道の多くのみなさんは、この誤解のまま今日に至っているそうです。
面白いけど、話がすごく脱線してしまっている印象を持たれた方も多いでしょう。でも、僕のなかではつながっているんですね。なぜなら、最近の僕のお気に入りが「焼酎のマテ茶割り」だからです。フェデリコ・マテのリラックスで麦焼酎を割ったら、とてもおいしかったのですよ。レモングラスの仄かな香りがアクセントになって、もう癖になってしまいました。北海道民がほうじ茶で割ったらおいしかったと感じたのと、たぶん同じかそれ以上の衝撃でしたね。
ココだけの話ですが、「焼酎のマテ茶割り」を試験的にある酒場に置いてもらっているのです。その反響をふくめて、「夜の新宿マテマテ計画」の全容は近日中に報告しますね。とりあえず、みなさんも、ぜひマテ茶割りをお試しあれ。